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繊維の女王-【絹・シルク素材】の特徴やケア方法、使い道など。

2014/11/08 / posted by :Jani
カテゴリー: 趣味 / タグ: 裁縫
親まとめ:【 布・生地の種類 】 生地の素材別・特徴や用途など

古くから愛される繊維の女王、シルク素材。美しいシルク生地の特徴やケア方法、使い道などをご紹介します。

画像-繊維の女王-【絹・シルク素材】の特徴やケア方法、使い道など。
https://www.flickr.com/photos/jetheriot/2247737940/

目次

  • 1 <素材>
  • 2 <用途>
  • 3 <シルクのイメージ>
  • 4 <シルクの特徴>
  • 5 <見た目の美しさ>
  • 6 <天然繊維として肌に触れるメリット>
  • 7 <裁縫・縫いやすさ>
  • 8 <価格の目安>
  • 9 <シルクの主な原産国>
  • 10 <シルクのデメリット>
もくじ

<素材>

天然素材、動物繊維、蚕(カイコ)の繭糸

<用途>

<見た目の艶やかな美しさから>
高級ブラウスやシャツ・ドレス・着物・セーター・ストールなど

<肌触りの良さから>
肌に触れるインナー、寝具、寝巻き

その他、フォーマルウエアからラグジュアリーな衣料品全般。

<シルクのイメージ>

上品・繊細・ゴージャス・セクシー・ラグジュアリー・高級・艶やか

<シルクの特徴>

<見た目の美しさ>

艶のある繭糸を織り上げたシルク生地は、天然繊維でありながら美しいサテン調の優美なツヤと手触りが特徴。
繊維が細く非常に柔らかいので、輝きの素晴らしいドレープが見事に映える。

<天然繊維として肌に触れるメリット>

・肌ストレスが少ない
 引っかかりのない滑らかなシルクは、肌に不要な摩擦ストレスを与えない。

・一年中快適
 夏涼しく、冬暖かいので寝具や寝巻きとして最適。

・美容効果
 蚕の繭糸は上質なアミノ酸(タンパク質の一種)でできているので、触れる肌に優しくまた保湿効果も期待できる。
 様々な美容効果が期待され、スキンケア商品として利用されることも。
 保湿効果が高く、肌を乾燥から守ってくれる。
 美容マスクやアトピーケア肌着としての商品展開も。

・寝返りを妨げない
 シルクといえば『
シルクパジャマ / 楽天』が有名ですが、引っかかりの少ないスムーズなシルク寝具は、寝返りを妨げないので快適な睡眠を楽しめると言われています。

<裁縫・縫いやすさ>

繊細な素材なので、裁断時の糸ツレや針での引っ掻き跡に注意。
普通地用の太いマチ針は跡が残ることがあるので、シルク専用のマチ針 / 楽天がお勧め。

<価格の目安>

1m:1500円~(スレッドカウントや重量、原産地によって異なる。)

ローカウント(目地が粗い)シルク:1m:1000円~ (楽天)
ミドルカウントシルク:1m:1500円~ (楽天)
ハイカウント(目地が細かい)シルク:1m:3000円~

※目地が細かい(ハイカウント)ほど繊細で柔らかく均一なツヤを増すが、取り扱いのケアが必要になり価格も高くなる。

オーガンザ・シルクのハンドメイドフラワー(参考写真)

https://www.flickr.com/photos/bellafaye8/7141056575/

https://www.flickr.com/photos/bellafaye8/7141056575/

シルクフラワーを探す

<シルクの主な原産国>

・中国シルク
 流通量が多く種類も豊富。既製のシルク製品にも幅広く利用されている。

・タイシルク/インドシルク
 やや糸が太めでミドル・ローカウント生地が豊富。若干硬めの触り心地。ネップのあるものはクッションカバーなどインテリア生地に最適。粗い目地のストールなどは価格が安く狙い目。

・日本シルク
 質が良く高い値段で取引されていた日本製シルク。しかし近年では新興国の低価格帯シルク商品の台頭により生産量は減少傾向にある。
 生産地として群馬県・福井県・長野県が有名。

<シルクのデメリット>

・繊細で痛みやすい。
尖ったものでの引っ掻き傷・他素材との摩擦による擦り切れがおきやすい。

・汚れや汗ジミや変色に弱い
汗や汚れを放置すると変色・黄ばみの原因に。また虫にも食われやすい。

・太陽光に弱い
天然のタンパク質繊維のため、長時間太陽光に当てると品質が劣化し変色がおきる。

・手入れが大変
汗や汚れを放置できないので、細やかなケアが必要。使いっぱなしで放置できない。余裕をもったケアをしてこそのラグジュアリー繊維。

・価格が高め。
生産に手間がかかるため、価格帯が高い。

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